第1章 悪夢の始まり
「ひぅ…………っ、あ、や………っ」
ずん、て。
奥まで桜咲が入り込んで。
やばい、これ。
奥。
なん、で。
「ここ?いいとこあたる?」
「や…………っ、うごかな………!!やだ!奥、ぐりぐり…………っ、それ!!」
何これ。
何これ。
こんなの、知らない…………っ。
「奥?奥好き?………なら、こっちのが好き?」
「んぃ…………ッッ!!は、っぁああ!!」
ぐい、って。
身体が起こされて。
桜咲の膝の上、手が使えない状況でこれ、かなり体重…………。
「や…………っ、ふか!!ないぞう、出る…………」
「内臓って。…………ならご期待に、応えないとな」
ぐん、て。
桜咲が下から突き上げて。
更に奥に挿入りんだ。
瞬間。
また、身体が勝ってに痙攣する。
「さっきからなかぎゅうぎゅう。軽くイった?ずっとイってる?」
「や…………っ」
駄目。
これもうほんと、死ぬ…………っ。
奥。
奥、が。
さっきからずっときゅんきゅんいってる。
どーしよう。
これ。
気持ち、いい…………っ。
「ね、が…………っ、手、ほど、て。」
「だから駄目だって」
「おうさき、に、さわりたい…………っ」
「え」
「ね、が…………っ」
「反則。その顔かわいい」
ちゅ、て。
頬に唇が、触れて。
ギチギチに身動き取れなかった腕が、軽くなった。
「桜咲…………っ」
その手で桜咲の首へと手を回すと。
そのまま自分から唇を重ねた。
「そのまま、しがみついてて」
「ふぐ、ん、んん!!ん、んぅ—————っ!!」
下からの突き上げがいっそう激しくなって。
ぎゅうって。
桜咲の左手があたしを抱きしめた。
あたしたちはその瞬間。
一緒に絶頂を迎えた。