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変態王子の恋愛管理

第1章 悪夢の始まり






「ぅ…………っ、ぁ、ぁ、ああ」



ぼーっと、する。
どのくらい、たったっけ。
身体中痺れて。
感覚、ない。



「ねぇまだ、意識飛ばすの早いよ?」


ぐり、って。
舌が、突起を押し潰す。



「や、ら…………っ、も、やえ………っ、くる、し。ゆるし…………っ、も、おえがい………」

「呂律まわってないね。泣くほど気持ち良かった?もうイけない?」


桜咲の指先が、涙を拭って。
頬を撫でる。


「顔もどこも全部ぐずぐずだね。そんなに辛い?」
「つ、ら…………っ、も、ほんとしぬ」
「なか、取って欲しい?」
「ほしい…………っ、ね、が…………」


にこりと笑う桜咲へと視線を向けて、懇願。



「桜咲の、ほし…………っ、か、ら、もこれ………っ、ぶるぶるや、らぁ…………っ」
「俺?欲しいの?」

「ほしい…………っ、奥………」


さっき、から。
欲しいところ、届かなくて。
お腹、熱い。
くる、し…………っ。





「しょーがないなぁ。…………挿入れるよ?」



ぐん、て。
一気におもちゃが抜かれた当時に。


「——————ッッ!!」



太くて硬い、桜咲自身が。
一気に奥まであたしを貫いた。




「は…………っ」




何、これ。
お、っき…………っ。
息、できな。
ミシミシ、って。
なか、広げながら挿入ってくる。



「楪、大丈夫?息して。なかギチギチで動けない。痛い?」


「…………」



頬に触れる指先が。
あたしを気遣うその表情が。


なんで。


こんな、酷いことするくせに優しいんだよ。



「泣かないで楪。その涙興奮する。優しく出来なくなるから。ね?酷くしたくない」

さんざん酷いことした当事者が何言ってんだ。
おかげで涙引っ込んだ。


「…………そう、楪その顔。俺その顔好き。動くよ?」
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