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変態王子の恋愛管理

第1章 悪夢の始まり



「楪口の中あったか。気持ちいいでしょ」

あー。
噛みちぎってやりたい。
思い切り睨みあげれば。
満足そうに両目の面積が、小さくなって。
意地悪そうに瞳が揺れた。


やば。


思った瞬間には、もう遅くて。
身構える隙もなく。
『それ』は、あたしの肌を震わせた。




「————————ッッ!!………ぅ!!」



所謂大人のおもちゃ———電マ———な、それは。
右胸の先端に狙いを定めるとそれはそれは勢いよく暴れ出したんだ。



「ふぐぅ………っ!?ん、んんぅ!!」



思わず前のめりになるくらいには。
激しくて。
チカチカ、星が舞う。



「や、ら………っ」
「気持ちいいね」
「………っく、な、…………っ、ぁああ!!」


口の中から指先が抜かれると。
あたしの唾液まみれの指先は左の胸を、執拗に責め立てた。


「感じやすい?楪」
「うるさ………っ!!だれが、こんなおもちゃ、なんか」
「そ?」


——————ビクン!!



「やぁああああ!!」




胸をさんざん責めたてた電マは、そのまま今度は下着の上から秘部へと狙いを定め。
先ほどよりも重く、腰が響く。



「や………っだ、つよ、それ………」
「まだまだ最弱だけど。…………ほら」
「!!」

カチカチカチ、と音がすると。

「…………っぁああ!!や、やめ………!!やだぁ!!つよ、いぃ!!やめぇ!!」



ビリビリする。
指、入ってないのに。
口閉じれない。
唾液が口の端から漏れる。
身体が勝手に、跳ねる。
やだ。
やだ。
絶対やだ。
こんなのにイかされるのだけは絶対。


嫌!!



「足閉じちゃ駄目」

「や…………っ」


ぐ、って。
右足が取られて。
足が大きく開く。


「我慢してるの辛いでしょ。今楽にしてやるから」

「やだ!!触んないで!!」


下着が横にずらされて。
桜咲の指先が、秘部を、広げる。


「…………ぃや」


「…………イっていいよ」



ぐ、て。
直接秘部へと押し当てられた、瞬間。



「———————!!!」




頭の中で光が、弾けた。
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