第7章 町娘×画家
あぁ、見られている…エダンに…私のアソコ…見られているんだわ
エダーラインの指示通り、シェリーはソファに座ると足を開いていた。
恥ずかしいことに変わりないが、シェリーは見られることにドキドキしていた。
「シェリー、疲れたら言ってね。休憩してもいいから」
「う、うん…まだ平気」
エダーラインの優しい声。
それだけで嬉しくなる。
シェリーはエダーラインに惚れていた。
だからこそ、彼の頼みが断れないのだ。
下絵だけのモデルを頼まれており、絵の具で色付けする時は部屋に篭もりっきりで作業をしている。
とはいえ、色付けはとても早い。
作品によってはたった三日で完成するものもあるのだ。
毎日でも会いたいシェリーは、あしげくアトリエに通っていた。
作業が終わった後、二人で食事をするのも好きだ。
身体を冷やさないようにと温かいお茶をいれてもらい、シェリーは毎回心まであったまるのだ。
***
それから数日後。
シェリーはまたしてもエダーラインに恥ずかしい姿を見せていた。
四つん這いになり、おしりをエダーラインへ向ける。
「うん、いいね。もう少し足を開ける? おしりの穴が少し見えるくらいがいいな」
「…なっ」
「お願いだよ、シェリー。君の可愛いお尻を正確に描くためなんだ」
そんなお願いをされ、シェリーは足を開いていた。
「いいよ、シェリー。少しだけ振り向ける?顔をこっちに向けて欲しいんだ」
背後を振り向くのはキツかった。
エダーラインは満足そうにしてくれたが、すぐにバテてしまい、休憩の時間となる。