第7章 町娘×画家
それから何度かモデルの仕事を引き受けたシェリーは、エダーラインに心を許すと下着姿になって欲しいと頼まれ、断りきれず承諾してしまったのだった。
描かれた少女はシェリーとわからないように表情が変えられているが、世間に発表されると絵画に興味無い人も惹き付け、あっという間にエダーラインは有名人になってしまったのだ。
シェリーは様々な色の下着やベビードールを身に付け、モデルとしてポーズを決め続ける。
そして、それから数ヶ月後
「キミの裸を描きたい」
そんな無茶なお願いをされていた。
今度こそは断ろうと思ったのに、真剣な瞳のエダーラインに根負けしてしまい、シェリーは承諾してしまう。
そして、『恥ずかしげに夜を待つ少女』というタイトルで発表された絵は、国中の賛否を巻き起こし、またまたヒットしたのだ。
すぐにその絵が紙に擦られ、多くの人が手にしているという。
シェリーの愛らしい胸や、可愛らしいお尻は多くの人の心を掴み、今でも人気が止まらない。
さすがにそれ以上のお願いはないと思っていた。
思っていた…のだが。
「シェリー、今日はあのソファに座って。そして、足をM字に開いて欲しい」
耳元でエダーラインにお願いされ、裸にさせられたシェリーはゾクゾクしていた。
そう――
最近はエダーラインに秘部が見えるような姿を描かせて欲しいとお願いされているのだ。
それだけはダメだと何度も断った。
真剣に断ったはずなのに…
気がつけはシェリーは頬を染め、エダーラインに見せつけるように足を開いていた。
そして今日も同様にお願いされ、胸の奥が疼くのを感じたのだった。