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萌えシチュに今日もトロける【R18】

第6章 侍女×宰相





秋が終わり、冬が訪れる頃――


日は短くなり、定時には空がすっかり暗くなっていた。


「あぁん、ジーン様ぁ!」
「シェリーっ、腰が浮いてますよ」


ソファに寝転がったジーン。
そしてシェリーはジーンの顔にまたがり、ジーンの男根をくわえていた。
二人で一緒に舐め合い、刺激し合う。


より濃厚な絡みにシェリーは興奮していた。


そして――


「シェリー、出ます!」


ジーンの熱いモノを受け取るとすぐに飲み干し、またしても舌を動かしていた。


「あぁっ…シェリー…イったばかりなのに悪い子ですね」
「んんっ、だってジーン様も足りないでしょう?」


ジーンは射精の回数が増えていた。

日中は一度でいいと断られてしまうが、仕事後は何度もしていた。




嬉しくて、幸せな日々。


それなのに、人間とは欲深いものだった…


シェリーはもっとして欲しいという欲望に飲まれていた。
それは男根で蜜壷を貫いてほしい、というものだ。


毎日お互いの秘部を舐めあって、それ以上はお預けなんて辛すぎる。


ここ数日、シェリーは自分の思いを伝えるか否か悩んでいた。

ちょっと前までは触れて欲しいと思っていたのに、今ではそれ以上を望んでいる。

そして我慢の限界でもあった――






二回目の射精が終わった後、シェリーはジーンに思いを伝える。

ドキドキしてしまったが、イエスと言って欲しかった。


それなのに…



「申し訳ありません、シェリー。私が最後までするのは妻になる人と、と決めているのです」



妻になる人と――



ガツンと殴られたような衝撃が走る。



それからは、どうやって帰ったのか覚えていない。



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