第6章 侍女×宰相
そして更に翌日――
いつも通りのジーンと、ソワソワしたシェリー。
何時頃、喉が渇くのかとシェリーは落ち着かない。
「シェリー」
名前を呼ばれただけでドキッとしてしまう。
「この書類を右大臣へ。それが終わったら騎士団長の元へ行き、こちらの書類にサインを貰ってきてください」
「は、はい」
「お願いしますね」
こくこくと頷くとシェリーは部屋を後にする。
早足で廊下を進めば、少しだけ冷静になれそうだった。
書類を届け、サインを貰い政務室へ戻る。
深呼吸をしてから部屋に入ると、ジーンは変わらぬ様子で作業をしていた。
ほっとするような、残念のような気持ちで近寄ると
「ジーン様。サインをいただいてきました」
「ありがとうございます」
書類を渡す際に指が触れ、シェリーはドキッとする。
そんな反応を見てジーンは微笑むと
「そろそろ喉が乾きましたね」
そう言ってシェリーを誘うのだった。
机の書類をどかし、シェリーはそこへ座る。
「さぁ、足を開いてくれますか?」
「は、はい」
そっと足を開くと、ジーンは満足そうに頷く。
「これは私が贈った下着ですね。身に付けてくれて嬉しいです」
そう言って横の紐をスルスルと解いてゆく。
恥ずかしかったが勇気を出して身に付けて良かった…!
シェリーが照れたように笑うと、すぐにジーンの舌が秘部を這い、何も考えられなくなっていた。
「はぁっ…シェリー、今日も美味しいですね」
「ジーン様ぁ…気持ちイイ…」
「えぇ、もっと気持ち良くしてあげますよ」
机が濡れないよう、ジーンの舌が蜜をすくう。
その際におしりの穴を舐められ、シェリーはその刺激も気に入りはじめていた――