第5章 治療師×騎士団長
「五年間も…私で…毎日三回も…?」
どう考えてもおかしい状況だったが、”ヒロイン”は感動していた。
「あぁっ、動かないでくれ」
団長の男根がグイグイと押し付けられる。
その硬さと熱にドキドキが止まらない。
窓の外は雨風が続き、窓をガタガタと揺らしていた。
その音が気にならないくらいドキドキさせられている。
「あ、あの…団長の中で、私はどのように貴方を誘うのでしょうか」
気がつけばそんな言葉を口にしていた。
背後で団長がハッと息を飲む。
「知りたい…のか?」
耳たぶに団長の唇が触れ、ゾクリとする。
こうなったらもう戻れないだろう…
「教えてください…団長っ…」
抱きしめる力が強くなる。
「まずは振り向いて…キスをせがむんだ」
言われたとおり、首だけで振り向く。
団長の瞳は期待で燃えていた。
「団長…キス、して?」
「シェリー…っ!!」
唇が重なり、貪るように食まれる。
唇が腫れてしまいそうな程激しいキスだった。
空気を求めて唇を開けば、すかさず舌が侵入してくる。
熱い舌と、ねっとりとした液が混ざり合う。
「んんっ…だん…ちょ…」
「はぁっ…想像以上だ…シェリー」
お互いを欲して舌が絡む。
一気に身体中が熱くなった気がした。
それからたっぷり時間をかけてキスを味わうとシェリーは潤んだ瞳で団長を見上げた。
「つ、次は…?」
「次は…おっぱいを揉んで欲しい、だろ?」
シェリーの顔が赤くなる。
「団長…おっぱい…揉んで欲しいの…」
「喜んで」
シェリーのお腹にあった団長の両手が上がり、両方の胸を鷲掴みにする。
「ぁぁっ、優しく揉んでぇ…」
「くっ…柔らかい!」
胸がぐにゃぐにゃと形を変える。