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萌えシチュに今日もトロける【R18】

第4章 孤児×王子




「…ギルバート殿下?」


いつの間にかギルバート殿下が目を覚ましていたらしい。


「うん」



…終わった!
何で止めておかなかったんだろう!


そんな後悔をしてももう遅い。
目を覚ましたら、知らない女が跨っていたなんてトラウマになるだろう。
マリーを呼んで事情を説明させた方がいい、そう思ったのだが。


「ねぇ、もう終わり?」
「……えっ?」


なぜかギルバートの瞳はキラキラと輝いていた。


「マリーが言っていた僕だけの聖女って、君のことでしょ、シェリー」
「な、何で名前…」
「嬉しいな! 会えるのをずっと楽しみにしてたんだ!」


い、いやいや!
繋がったままする初対面の会話ではなくない!?

そう言おうとしたが口が動かなかった。
代わりに出たのは「私もお会い出来るのを楽しみにしていました」というセリフだった。


「僕だけの聖女…。それがこんなに可愛い人だなんて! ねぇ、もっと動いて! さっきの喘いでる姿、すごい良かったよ!」
「なっ…!」
「ほら、わかるでしょ? 僕のおちんちん、もっとしたいって言ってるよ」


ビクンとナカで男根が動き、シェリーはそれだけで感じてしまう。


とはいえおかしい。
ギルバートに動揺は一切見られない。
それどころか瞳のキラキラが止まらない。


「ねぇ、シェリー。ダメ? 君は僕だけの聖女でしょ?」
「ギルバート殿下…」
「もっと一緒に気持ちよくなりたいなぁ」


くん、とギルバートの腰が動く。


「シェリー。動いて、ほら」


下からゆっくり腰を動かされ、くちゅん、くちゃっと音が響く。


シェリーはもう我慢できなくなっていた。


「あぁっ…ギルバート殿下ぁっ!!」


勢い任せに腰を振る。
ぱぁん!と肌がぶつかり、愛液で肌はぐちゃぐちゃになっていた。


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