第4章 孤児×王子
シェリーはそっとベッドに上がる。
金髪のギルバート殿下。
先程よりも苦しそうなのはきっと媚薬のせいだろう。
「うっ…」
時折苦しそうに漏らす声が愛らしい。
シェリーもギルバート殿下も苦しくてたまらないのだ。
「ギルバート殿下…」
シェリーはギルバートにまたがると、そっと男根に手をそえる。
「すごいビクビクしてる…」
ソレははち切れんばかりに膨張し、パンパンになっていた。
病に侵された人…しかもこの国の第二王子。
そんな人を勝手に襲うのは気が引けたが、媚薬のせいで、シェリーは吹っ切れていた。
「殿下…今、治してさしあげますね」
そう、これは治療行為なのだ。
シェリーは男根を蜜壷にあてがい、ゆっくりと腰を下ろす。
すでに洪水のように濡れているそこは、抵抗なく男根を飲み込んでいった。
「ぐっ…あぁっ!」
「はぁん…殿下の…おっきい…!」
後は本能にまかせるだけだった。
気がつけばシェリーは腰を上下させ、硬くて大きい男根を味わう。
「あんっ…あぁっ! 気持ち…イイっ!!」
ベッドがギシギシと音を立て、卑猥な水音が部屋に響く。
二人以外誰もいない。
ギルバートは意識を失ったまま。
まるでシェリーが一人の少年を支配しているようで、シェリーは興奮していた。
「はぁん…! ギルバート…殿下ぁっ!」
腰に、太ももに疲労が溜まる。
それでもシェリーは必死に腰を振り続けていた。
そして、数分程喘ぎ続けたところで
「あっ…あぁっ…ぐっ…!」
「えっ、あ、あぁん!」
ナカで男根が大きく震えると、熱いモノを吐き出していた。
あっ…これは、ギルバート殿下の精液と…病?
モヤモヤしたものが一緒にナカで広がるが、すぐに消えていく。
どうやらシェリーの力は本物らしいと認識した瞬間だった。