第3章 伯爵家の令嬢×兄の友人
ブラを外すと、丸い胸がぽろんとこぼれる。
レオンが小さく息を飲んだ気がして、シェリーはごくりと喉を鳴らした。
ショーツはすぐに脱ぎ捨ててしまおうかと思ったが、レオンに止められる。
「待て。ゆっくり下ろせ。よく見せろ」
「……は、い」
バレている……
既に…
「濡れてるな」
指摘され、シェリーは顔を赤らめる。
だって、しょうがないじゃない…
レオンはイケメンだし、キスも上手かったし…
身体が疼くんですもの…
ゆっくり下着を脱げば、シェリーは生まれたままの姿になっていた。
「へぇ、悪くない」
「レオン様…」
見られるだけじゃ、物足りない…
シェリーがモジモジしていると、レオンはまたしてもニヤリと笑う。
「俺の服も脱がせ」
「えっ…あ、は、はい」
人の服を脱がせるなんて初めてだ。
それでもシェリーは素直に従っていた。
レオンも夜着一枚のため、そっと脱がせばその肉体美が姿を現す。
ロンバードが言っていた、レオンは武術も剣術も学園でトップクラスだと。
引き締まった身体に目が釘付けになる。
暖炉の炎に照らされたレオンは、割れた腹筋を惜しげも無く見せつける。
「下がまだだけど?」
髪をかきあげる仕草すら絵になる。
シェリーはドキドキしながら下も脱がしていく。
完全に裸体となったレオン。
恥ずかしがる様子はなく、シェリーを見つめた。