第8章 私のストーリー
今度はシルフォードが椅子に座り、シェリーはその足の間に入る。
そして硬くなった男根に手を添えると、ゆっくりとシゴいてから舌を這わせた。
「くっ…シェリー…」
「お兄様…」
シェリーはビクッと反応するのを確かめながら必死に舌を動かす。
途中、シルフォードが熱のこもったため息を吐くと、気持ちよくなってくれているのだと実感し、嬉しくなる。
先っぽを咥え、しゃぶりながら舌を動かし、シルフォードを見上げる。
「シェリー…そんなに美味しそうにしゃぶるなんて…いけない子だな」
そう言って頭を撫でられると、胸がキュンとしてしまう。
「らって…お兄様の…美味しいです…」
たっぷり舐め――
さらにたっぷり味わったところで、
シェリーは手を使い口を前後させ、刺激を強くする。
「あぁっ、シェリー…っ! 上手いよ…」
「んっ、んっ…お兄ひゃま…」
口の中で舌を転がすと、男根が気持ちよさそうにビクンビクンと震える。
「お兄ひゃま…愛して…ますっ」
「……っ、シェリー!」
「私のお口に…出して…」
シェリーは水音をさせて必死に愛撫していた。
シルフォードに頭を押さえられ、それでも必死にシゴく。
「はぁっ…愛してる…シェリー! 出すよ!」
「んんっ…!!」
口の中で男根が爆ぜ、熱いものが口いっぱいに広がる。
何度も痙攣した男根が落ち着くまで、シェリーは咥えていた。
そしてもう出なくなったタイミングで口から離し、ごくりと飲み込む。
「シェリー…飲んでしまったのか…!?」
「はい…吐き出すなんてもったいないです」
「シェリー…!」
ぎゅっと抱きしめられる。
背後で2回目のカチッという音がした――