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萌えシチュに今日もトロける【R18】

第8章 私のストーリー



***


「私、どうしちゃったのかしら…」



朝起きて、シェリーはため息をつく。
家族に顔色が悪いと心配されたため、シェリーはここ数日、あの魔法書を開いていない。

妄想は爆発していたため、ストーリーは追記してある。


『宰相』のジーンとは結婚し、子供が四人できていた。専属侍女は辞めておらず、仕事の合間を含め朝、昼、晩と抱かれ続けている。
子供は四人で十分だというジーンは避妊シールを付け、執拗にヒロインの蜜壷から溢れる愛液を舐めては奥を突き上げていた。

元々政務室を訪ねてくる人が少ないとはいえ、いつ人がくるかわからない状況で抱かれるのはドキドキする行為だ。
それに、たまに使うオモチャの種類が増え、二人はいつもと違う刺激を味わっていたのだった。




『画家』のエダーラインは彼が好きな絵を描きながら旅したいと言い出したのだが、まずは近場を旅行しようということに決まった。

素敵な景色を前にしてヒロインは裸にされたり、そのまま抱かれることもあったが、エダーラインが嬉しそうにその絵を描くのでヒロインは良しとしてしまっている。

エダーラインが最後に発表した絵も爆発的なヒットを記録し、このまま贅沢をしなければ毎日愛し合いながらゆっくり過ごすことができていた。

今では未発表のヒロインのあられもない姿の絵が増えてきている。



――そんな妄想は止まることを知らず、早く体験したいとシェリーは思っていた。
しかしここ数日は我慢をしているのだが、身体に変な影響が出ていた。


魔法書のストーリーを体験しなくても、朝にはぐっしょりと秘部が濡れていたのだ。
おそらく卑猥な夢を見ているのだろうが、起きると夢は忘れてしまうタイプなので全く記憶にない。


「私ったら、自分オリジナルの妄想ストーリーは書けないくせに、はしたない夢を見るなんて……」


がっくりと項垂れつつも、朝食に呼びに来た侍女の声で思考は停止した。


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