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萌えシチュに今日もトロける【R18】

第8章 私のストーリー




『団長』とのストーリーは特にお気に入りだった。

筋肉隆々で逞しく、体力と精力の有り余った団長。そんな体格差のある彼に抱き潰されつつも、ヒロインは喜びを感じてしまう、というのがシェリーの設定だ。


あの避難小屋での出来事にはたくさん追記したいことがあった。

団長に抱き上げられ、お尻を掴まれた状態のヒロイン。繋がったままの二人は外へ出ると、余裕のある団長に歩きながら揺さぶられ、何度も突き上げられた状態になりながら、愛液を垂らしてゆく。

昨夜は豪雨だったのが嘘のように晴れ渡り、ぬかるんでいるはずの地面は固まり、氾濫していた川は穏やかで澄みきっている。
これもシェリーが勝手に追加できる設定だった。

二人は川のほとりで大きな平べったい岩(これまた都合のいい)を発見し、激しく交わる。
岩が愛液でぐちゃぐちゃになった頃、離れたくないという団長に抱き上げられ、またしても繋がったまま移動した二人。今度は大木に手を付いたヒロインが背後から突き上げられる。

それはそれは濃厚な時間を過ごし、避難小屋に戻ってきた二人。やっと乾いた服を着ると、またしても興奮した団長に奥を掻き回される。着衣プレイに目覚めてしまったようだ。

ヒロインが「もう無理」と懇願しても、団長は「すまない!君が可愛すぎて、好きすぎて…抱かずにはいられないんだ!」と今にも意識を飛ばしそうなヒロインに腰を振り続ける。


最早獣のような二人だと思ったがシェリーはヨダレを垂らして続きを書き続けた。


結局日が暮れてしまい、夜に僻地から街へ帰るのは危険だと判断した団長に一晩中抱かれ続けたのだった。

そして街に戻ってからも毎晩愛し合う日々は続いた。
ある夜、ヒロインが意識を失う直前に「もっと愛して欲しい」と呟いた一言が団長に更なる火をつけ、朝まで抱き続けられるという日が続くようになってしまったのだ。

そして結婚した二人。ヒロインは昼寝をすることで体力を温存し、何故か毎日元気な団長に朝まで抱かれ続け、幸せな毎日を送る…と。


「はぁっ。たまらない。毎晩朝まで抱かれるなんて現実には無理だけど、妄想なら許されるわよね」


ニヤニヤが止まらないシェリーは早く自分が追記したストーリーを体験したくて、皆が寝静まるのが待ち遠しくてしょうがなかったのだった――


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