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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第4章 感謝の気持ち




七ちゃんと雄君とは、談話室を挟んで男子寮女子寮とで別れる場所で「また明日ね〜」と挨拶を交わすと、自分の部屋へと向かう。



古びた木製のドアを開け室内へと入り荷物を置けば、右手に持っていた夏油先輩へと渡すパンを持って再び部屋を出た。




今日の先輩達の予定は何だろう。朝食の時に学ランを着ているのを見たから任務だったのは間違いない。




もう17時だしそろそろ帰って来てるかなぁ




女子寮から談話室の方面へと歩いて行き、男子寮に入る前にキョロキョロと辺りを見渡す。寮への先生達の干渉はほとんどと言っていいほどなく、男子寮へは普段から入ってはいるが、いかんせんやはり私が夏油先輩の部屋に訪れるのはおかしいため、誰かに見られるわけにはいかない。



慎重に辺りを見渡して誰もいない事を確認すると、古びた廊下をなるべく音を立てないように歩き始めた。



ゆっくりと歩いていても、何年前からあるのか分からないここの建物はギシギシと床音を鳴らしてしまう。




夏油先輩の部屋の前にへと付き、一つ深呼吸をしコンコンと軽く2度ノックした。



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