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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第28章 染まりゆく





このまま思いきり背中に呪力込めたらどうなるんだろう。グラウンド吹っ飛んだりして。





「そんな訳ないかぁ…」





私にそんな呪力量なんてないし。出来て半径五メートルくらいが限界かな。





あれ、ちょっと待って。そもそもなんで私地面爆発させることが出来るんだろう。地面には、砂だって砂利だって土だって石ころだって含まれている。手で物を握りしめて呪力を放つ時はより小さな物しか爆発出来ないのに。





「…何で」





よくよく考えてみれば、いつだって地面を爆発させる時は危険な状態や焦っている時が多い。例えば…この間の傑先輩が意識不明だと聞いた時とか。




あの時もかなり焦っていた。きっと正常な判断なんか出来てたなかったし無意識のうちに爆破させていたに近いかもしれない。





てことは…いつもは考えすぎなのかな。考えて爆発させてるのがいけないのかも。これは小さくてこれは大きいとか。それがいけないのかも。





それじゃあただ力を放出させるイメージで呪力を練り上げたらどうだろうか。






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