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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第27章 初めての






「はい硝子、エナ確保〜」




「いえっさー」




「ふぇ!?」




私の腕を掴んだ硝子先輩は、そのまま私を部屋の外へと引っ張ると「次は七海と灰原ね」とそんなことを言いながら珍しく機嫌が良さそうに声を弾ませる。





「しょっぱいのって、今から深夜のラーメンでも行くんですか?」




「あー、それもありよりのありだな」




「えー、この時間にラーメンは勘弁。スナック菓子一択でしょ」




「どっちもどっちだろう」





五条先輩と硝子先輩のやり取りに傑先輩は呆れたように笑っていて、私の隣へとやってくると、少し申し訳なさそうに眉を垂れ下げた。





「悟が甘いものを食べすぎたから次はしょっぱいものだとか言い始めてね…悟は一度決めると聞かないから。すまない」




「ふふ、五条先輩らしいね」




五条先輩が傑先輩が任務から帰って来たことに気が付いて部屋に押しかけて来たのが想像出来る。





それにしてもさっきまでスイーツをあんなに食べていたのに、この人達はまだまだ食べるつもりなのか…さすがだ…





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