• テキストサイズ

【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第6章 二人の最強





…………………………………



「ここは二手に別れた方が良さそうですね」




「そうだね、思ったよりも数が多そうだしね」




「じゃあ僕は下から攻めるから、七海とエナちゃんは上から攻めて」




「分かりました、そうしましょう」




「雄ちゃん気を付けてね」




「うん、そっちもね」





雄ちゃんへと手を振り七ちゃんと二人で階段を登って行く。窓の外を見れば、真っ暗な世界が広がっており完全に帳が下りた事が分かる。




「数は多いですがどれも低級ですね」



「そうだね、それにしても多すぎだけど」



「油断せず、気張っていきましょう」



「うん!」




片手に鉈を持った七ちゃんの背後を歩きながら階段を登れば、一番上のフロアに差し掛かり廊下を歩いて行く。



今日の任務は5階建ての中規模な廃ビル。



私、七ちゃん、雄君は2年になって準一級になったため、先生の付き添い無しでの任務を許可されているし、単独での任務も行なっている。



/ 647ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp