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【呪術廻戦】抱きしめた分だけ君を想う

第5章 抱きしめる意味




抱きしめると言う行為には、癒し効果があると聞いた事がある。何だっけ。何とかってやつが分泌されるとかどうとか…



そんなどうでも良い事を思い出しながら、頭の中はまだほとんど停止状態で。





「はい、柊木は壁側ね」



笑みを作る夏油先輩は私の手を軽く引くと壁側へと寝転ぶよう促し、私が寝転んだのを確認した後電気を消して自分もその隣へと寝転んだ。



私の身体にはふわりと毛布がかけられ、そしてスッと腰に回ってきた腕が私を軽く引き寄せる。



そのあまりにスマートでスムーズな動きに、これは慣れてるなんてもんじゃないななんてすぐさま思って、それとほぼ同時に一気に緊張が押し寄せてくる。



いや、だって夏油先輩だよ?夏油先輩に抱きしめられて眠ってるんだよ?



いやいや、でもそんな事言ったらさっきだって抱きしめられていたじゃないか。



いやいやいや、それとこれとは話が別だ!こんな体制緊張するなと言う方が無理な話で…っ




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