第11章 ワクワク!?第一回学校っぽい事!!
相澤先生はいつもの寝袋に入りながら時間内に決まればなんでもいいらしくそのまま寝てしまった。
(投票かぁ〜……ん〜……)
一心は少し迷いながらとある人物に投票した。
…………………。
〜結果発表〜
出久三票、八百万百二票……その他以下略
「ぼ、僕三票?!?!」
出久は物凄く驚いている
「なんでデクに…?!誰が…?!」
カタカタと震える爆豪
そして……
「クッ!!誰かが一票入れてくれた…!!期待に添えなかったのが残念だ…ッ!!」
と体を震わせる飯田
「自分で入れた訳じゃねぇのか」
と砂藤が言った。
「あ〜、あの一票俺!」
「「「「「え?!」」」」」
一心の言葉に全員の目線が向く。ちなみに一心は意外にも0票だった。
飯田はポカーンッと暫くしていたが、何故か急に勝った様な顔をうかべた。
そして三票とった出久さえもブツブツブツブツと何かいいだし八百万も悔しいと更に顔を険しくさせた。
「てめぇ、一心!!なに俺以外の奴に入れとんだ!!」
グワッと怒り顔をする爆豪にグイグイと詰め寄られる。
「え、えぇ?!?!いやいや、飯田はほら出久のノート書くの手伝ってくれたし、委員長みたいだったなぁ〜って!!」
(((((クッ…ノートか!!)))))
そんな中相澤はノソッと起き上がる
「じゃあ委員長緑谷、副委員長八百万だ」
と相澤は発表したが…
「ブツブツブツ…一心君の一票一心君の一心君の一票ブツブツブツ…」
「ノート…あの時先に声をかけていれば…」
「「「「「………はぁ…」」」」」
数名の生徒はため息を吐いている。飯田の顔は凄く嬉しそうだ。
「…………。」
(どんだけ言葉の一票欲しかったんだよ…)
罪深い本人はというと…
(なんかみんな落ち込んでるなぁ〜!)
………。他人事の様に思っていた
…………………………。
時間は流れお昼休み!食堂にて…
「わー!今日も凄い人だね!」
「ヒーロー科の他にサポート科や経営科の生徒も一堂に会いするからな」
「なるほど〜…」
麗日の言葉に飯田が答え、一心はフムフムと聞く。
出久の隣に座りながらオールマイトのお弁当をパクッと食べる一心。今日は約束通り出久達とご飯を食べている