第8章 ついに来た戦闘訓練!!後編
言葉はというと確保した瀬呂の確保テープを剥がしに行っていた。いつの間にか瀬呂は隣の部屋に移動していたようだ。
(多分俺でもいたたまれなくて同じ事をしてたと思う…)
「そういや、葉隠が凄い盛り上がってたぞ…よく分かんねぇけど皆から『お疲れ様』って言ってくれって…」
皆にあれを見られてたのかと思うと顔が爆発しそうなぐらい赤くなった。
「轟、悪い!男らしい氷をいっぱいくれ!!」
「…?男らしい氷はわかんねぇ、普通の氷でいいか?」
しばらくその場から俺は動けなかった
モニタールームに戻ってから滅茶苦茶言葉に謝られた。俺は言葉はなんも悪くねぇ!大丈夫だ気にするなむしろ俺の方が悪い!と返した
納得して無さそうな言葉の肩をポンポンと叩き俺は思う
(本当に言葉は悪くねぇわけで…でも本当の事は口が裂けても言えねぇ…これは俺の男らしくねぇとこ
TOP10に入るレベルだ…墓場まで持ってこう
頭が冷静になってから思ったけど俺は常闇と言葉が通信してる時何を言われると思ったんだろな…
……きっと男らしねぇ事を言われると思ったのは間違いねぇ…)
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★オマケ★
モニタールームに戻った一同
「アハハハハ!!常闇と黒影すごいことなってるぞ!!」「ミイラ見てぇ!!」「腹痛い!!」
瀬呂、上鳴、峰田が爆笑している。
「「…………。」」
激戦を頑張った常闇と黒影はテープまみれになっていた。
「ごめんな〜常闇!黒影!!」
一心が頑張ってテープを剥がしている。そして飯田と麗日が手伝ってくれた。
更に更にオマケ!!
常闇と一心の通信中
〘常闇、大丈夫か?核見つけれそうか?〙
「恐らく近くにはあると思うんだが、もう少し時間が欲しい」
〘そっか、本当に悪いんだけどもう切島確保しようと思ってさ〙
「……?どうした、なにかあったのか」
〘いや実は切島がo…〙〘うぉおおおおお!〙
「すまない聞こえなかった」
〘切島g〙〘おとこぉおおおおおお!!〙
〘切s〙〘ぬぉおおおおおお!!〙
「……。とりあえず確保だな?」
〘あ、うん!とりあえず確保〙
「ちょっと待ってくれ!!黒影が核を見つけた!」
〘え?あ!そうなのか!!〙
「せっかくだ…言葉…俺のワガママにも付き合ってくれ」
〘わかった!!〙
「また連絡する」
通信終了