Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
マ「ヘッヘヘヘッ。かもめが飛んでるってことはよぉ?フフフッ、フフフフッ、もう陸が近いってことだなぁ?とうとう独りぼっちになったなぁ、ブチャラティ。フフフッ」
ブ「貴様…」
マ「あっあー、待て待て待て、あ…あ…あ〜!しゃべんのはこの俺だ。俺が質問して答えろって命令するまで、口をふさいでろ!」
ブチャラティはハエに向き合った。
マ「よーし、フフフッ。俺はおめぇの事はいつだって自由に始末できるし?おめえの仲間はみんな生かしてある、仮死状態だ。ありがたく思え?殺して海に捨てることもできたんだ。お魚さんたちが食いやすいように細切れにしてなぁ。お前さえその気なら仲間は元通りになることもできる。ポルポの隠し財産のありかを?俺に教えればなー!ウヒヒヒヒヒッウヘヘへへへッ!そうだ、あの女はあとで俺がじっくり可愛がってやってもいいぜ?いい匂いがしたしなぁ?」
ブ「貴様…パッショーネのものか?」
マ「何かおめぇ、分かってねぇなぁ?ぶっ殺すぞ!てめぇ!!こら!いいか!?しゃべっていいのは金の在りかだけだ!それ以外の言葉をひと言でも、その便器に向かったケツの穴みてぇな口から吐き出してみろ!一言につき仲間1人殺す。何って聞き返しても殺す。黙ってても殺す。後で嘘を言ったとわかったらまた殺す!へぇ…へぇ…。いいな?注意深く神経を使ってしゃべれよ?それじゃあ質問するぜ?金はどこに隠してあるんだ?」
ブ「…ウミネコだ」
マ「ん?えっ、どこだって?」
ブ「ありゃあカモメじゃねえぜ、ウミネコだ。どうやって見分けるか。ニャアニャア鳴くのはウミネコだ。お前はカモメって言ったが、ありゃウミネコの間違いだ」
マ「フッ、ヘヘヘッ…1人ぶっ殺す!!」
ブ「やってみろ!てめぇが引きずり出されなきゃあなぁ!」
すると船の底から水がドッと上がってきた。
マ「!?な…何をやってる!てめぇ!」
ブ「さっきデッキを殴ったのはアバッキオを捜すためじゃあない。船底に穴を開けるためだ」
マ「あ、穴だと!?」