Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ブ「何をやっている!?敵がすぐそこにいるんだぞ!」
ア「パイプを切開しているのにパイプの中…」
ブ「近づいてきたぞ!早く逃げるんだ!」
ア「ここにはいるということか!」
ブチャラティはアバッキオの肩を掴んだ。
ア「んっ…逃げるだと…?」
ブ「あっ…」
ア「はこの俺に信じてるって言ったんだ。それにあの気に入らねぇジョルノ・ジョバァーナも、謎を解けって言ったんだぜ?生意気なガキだ。解いてやるさ!」
ブ「アバッキオ…」
アバッキオはマストを見た。
ブ「来るぞ!」
ア「んっ…」
アバッキオはブチャラティが言った方向を見た。
ア「敵の謎はもう1つある。それがわかりかけてきた。野郎をぶっ殺す!」
ア(マストを見た時の違和感…あの時…)
ブ「すぐそこだ!スタンドを戻せ!)
ア「分かったぜ!こいつのもう一つの謎が!」
ブ「んっ…!!」
ハエがどんどんこちらに近づいてくる。
ム「ウリァァァ!」
ブスッ
刺す音が聞こえた瞬間、アバッキオの体から血が出て、空気が抜けていった。
ブ「はっ…!アバッキオ…!!」
ア「ぶっ殺すんだ…ブチャラティ…こいつの謎は…こいつのいる場所は…」
アバッキオの足が掴まれ、ボックスの中に引きずりこまれた。
ブ「引きずり込まれる!俺につかまれ!」
しかしアバッキオの血のついた手がブチャラティに当たるとそのまま消えてしまった。
ブ「クソッ!い…いない…どこだ?」
ブチャラティはボックスを覗いた。
その時、頬についたアバッキオの血が滴り落ちた。
ブ「あ…」
するとハエが近づいてきた。
ブ「っ…!何…?チッ…貴様一体…アバッキオをどこにやった!」
ブチャラティは怒りに任せ、またジッパーをつけまくった。
ス「うぉぉぉぉぉっ!!」
ブ「はぁっ…はぁっ…部屋にもいない、排水パイプもだ…アバッキオを…あいつらをどこに隠している!」