Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ナ「あ、!お金なんていいよ!」
「本当?」
ミ「あぁ!?俺には金払えって言うくせによぉ!」
ナ「当たり前だろー?はいいよ、コーラとスパライトどっちがいい?」
ミ「おめぇなぁ!」
「ありがとうナランチャ、スパライトがいいな」
ナ「はい!」
「ありがとう」
はにっこり笑ってまた行ってしまった。
ミ「なんで俺からは金取るんだよ!」
ナ「はあの笑顔で代金になるんだよ!」
ミ「ったく、俺にも一本くれ!早く、ほれ、くれ、」
ナ「しょうがねぇなぁ、コーラ?スパライト?」
ミ「コーラ…あぁ、やっぱスパライトにするわ、透明だからよ」
ナ「は?」
ナランチャがミスタにスパライトを持ってきてくれた。
ナ「ほいよ」
ミ「サンキュ、ちょっと、この本持っててくれ」
ミスタは読んでいた雑誌をナランチャに手渡した。
ナ「んっ」
ミスタはスパライトの蓋をあけると…
ミ「ありがとう、いや、ありがとう」
ナランチャから雑誌を受け取る際、スパライトをナランチャが聴いているラジカセにかけた。
ナ「ふん」
ナランチャはまたヘッドホンをするとリズムに乗り始めた。
ビリビリッ
ナ「んっ!?」
ミスタがスパライトをラジカセにかけたせいで、漏電したのだ。
ナ「あれ?おかしいな、止まったぞ!どうして止まったんだ?買ったばかりなのに!チキショー、こんな物売りつけやがって!あの電気屋の親父、ただじゃあおかねぇ!」
ミスタはニヤリとナランチャを一瞥すると船頭にいるブチャラティに話しかけた。
ミ「おーい!ブチャラティ!いいかげんよう、この船がどこに向かってるか、教えてくんねぇかよう!」
ブチャラティと共にいた、、ジョルノ、フーゴ、アバッキオもブチャラティの方を見て、ミスタとナランチャも近くにやってきた。
ブ「いいだろう、陸も遠くなったしな。行き先は、カプリ島だ」
ア「カプリ島?」
「観光地だよね?」
フ「任務ってことは観光じゃあないでしょう」
ミ「どんな任務なんだよ」