Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
「選択を誤りすぎた。もっとちゃんと心の声に従うべきだった。そしたら…そしたらミオはきっと今も生きてた…ぐすっ…私が間違えちゃったから…だから…」
ギュッ
ジョルノは自分を責めるをそっと抱き寄せた。
ジョ「そんなことない。のせいなんかじゃあない。勉強やテストでは確かに正解と間違いがある。だけど人生においての選択では、間違いはないんだ。その時間違ったと感じでも、のちにどう行動するかで正解に変える事だって可能なんだ。それには今改善点をちゃんとわかっていた。それを学んだなら次に活かすだけだ。なら出来る」
「ぐすっ…ミオが生き返ったりでもしない限り、正解に変えるのは難しいよ…」
ジョ「大丈夫、いつか正解だったと思える時が来る」
「そうなのかな…」
ジョ「そうだ。」
「ぐすっ…」
ジョ「僕の夢の話をしたことがあったっけ?」
ジョルノはの両肩に手をかけ、聞いた。
「ぐすっ…ないよ…」
ジョ「僕の夢はギャングスターになること」
「それって…」
ジョ「そう、僕は今の組織のボスを倒して、僕がボスになることが夢だ」
「そ、そんな…」
ジョ「無茶だと笑うか?」
「無茶だとは思わないよ。ジョルノなら…ジョルノなら可能性はあると思う。だけどすごく危険な事だよね、失敗しちゃったら…」
ジョ「僕は終わりだ」
「…」
ジョ「だけど僕は怖いからと言って逃げるようなことはしたくない。僕は正しいことをしたい。自分の心の声に従って生きたい。」
「あっ…」
ジョ「の弟が死んだのはヴィオレンツァのせいだ。ヴィオレンツァは投資の才能も確かにあったが、麻薬の取引にも関わっていたから莫大な資産を得られていた。恐らく元々いろんな組織と繋がりがあったんだろう。そしてそれで得た金でさらにギャングに胸糞悪くなるようなことを依頼した。僕はそんなのを許す組織が許せない。だからこのパッショーネに入ったんだ。ボスに近づくために。僕がこの世界を変えるために」