Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
ブ「そして帰ってこれる保証もない。」
「っ…」
ナ「おい、そんな危険な任務なのかよ!」
ブ「何度も言うが、いつだって命の保証はない。それがギャングだ。だがもうここまで君を連れてきてしまった以上、1人で残っても危険だ。無責任に君を1人放り出すような真似はできない」
「…」
ブチャラティは少し俯くの頬に手を添え、自分の方に向かせた。
ブ「すまない。、俺は君をなくしたくない。だから恨まれても離してはやれないが、こんなはずじゃあなかったと、俺のことを恨んでもいいぞ」
「ううん。恨まないよ。助けてくれたのに恨むなんてできない。それに、私は覚悟した。だから大丈夫。行こう、ブチャラティ」
ギュッ…
ブチャラティはを抱きしめた。
ブ「任務が最重要、最優先だ。だが約束しよう。君のことも必ず守る。どちらもやり遂げる。約束する」
「ありがとう、ブチャラティ。気持ちだけでも嬉しい」
もブチャラティの背に手を回した。
そしてブチャラティはから離れると
ブ「よし、行くぞ!」
全員で任務へと向かった。
ナ「ブチャラティ、そんな急いでどこ行くんだ?」
ブ「ついてくればわかる」
一同はしばらく歩くと港へと着いた。
「す、すごい…」
ナ「出かけるってクルージングかよ!すげーじゃん!」
ア「いつヨットなんか手に入れたんだ?」
ブ「これから借りる」
ア「あ?」
ナ「何だレンタルか」
ミ「なぁブチャラティ」
ブ「ん?」
ミ「頼むからあの4番の船だけは借りないでくれよ?絶対沈む…」
フ「また…。だったら今あそこに浮かんでませんよ」
ミ「うるせぇ!!じゃあお前だけあれ乗れ!」
「ふふ」
ア「ふっ」
アバッキオはが笑うのを見て笑った。
ナランチャは鼻歌を歌いながらお菓子を選び出した。
ブ「ヨットを一艘、レンタルしたいのだが」
店員「どうぞどうぞ。泊まっている船、どれでも好きなものをお使いください」
ミ「4番以外だ」
ブ「分かったよ。親父、あの左端のを頼む」
店員「分かりました、鍵をお渡しします」