Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第4章 任務の始まり
全員が起きてきて、朝食を食べている間、電話がかかってきた。
プルルルル…
ア「あぁ?誰だこんな朝っぱらから」
アバッキオが立ち上がると
ブ「俺が出よう」
ブチャラティがアバッキオを制し、電話へと向かった。
皆はそれを見届けると朝食を再開した。
「今日はみんなは任務あるの?」
ジョ「僕はミスタと見回りがある」
フ「僕はアバッキオと見回りに出かけますよ、一緒に来ますか?」
「そうなんだ、みんな頑張ってね!ううん、私は今日はいいよ」
ナ「ぎゃはは!フーゴとアバッキオ、断られてやんの」
ぼごっ!!×2
ア、フ「「…」」
ナランチャは両隣から頭を殴られた。
ナ「いってぇよ!!!」
ア「なんかあんのか」
アバッキオはナランチャの言葉を無視して、に聞いた。
「うん…アパートの様子を見に行ってみようかと思って」
ア「…そうか」
ミ「でもなんでいきなりそんなこと思ったんだ?」
「前に警察に呼ばれたでしょ?」
そう、はあのあと警察に呼ばれ、ミオの遺体を実際に目で確認したのだ。
もちろんはミオがもうこの世にはいないことを実感し、金で黙認した警察にどうしようもない怒りを覚え、泣いた。
その時も全員が側についていてくれて、慰めてくれたのだ。
「あの時は、取り乱しちゃって、落ち着いてミオの弔いをしてあげられなかったからさ。もう一度、ミオとの思い出をちゃんと振り返りたいんだ」
ミ「1人で大丈夫なのか?ナランチャを連れてったらいいんじゃあねぇか?」
「うん、日が落ちる前に帰るよ。だから大丈夫」
ナ「俺暇だよ」
「大丈…」
が断ろうとすると
ジョ「1人ではダメだ。昨日の今日で何があるか分からない。ナランチャを連れて行くんだ」
「でも…」
ジョ「でもじゃあない。何かあってからじゃあ遅いんだ。ナランチャ、付き添いを頼みます」
ナ「お、おう…」
「わかった。ナランチャ、よろしくね」
ア「なんだ?あいつ」
フ「何彼氏にでもなった気をしてるんだ」
ガチャッ