• テキストサイズ

Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第3章 新たなる生活


は眠さに耐えきれなかったのか、また目を瞑り、コツンと額をフーゴの胸元に落とした。

フ「!!!!?!?」

フ(やばい…やばすぎる!!こんな可愛い生き物を僕は知らないぞ!どの本でも読んだことがない!!他のメンバーに自慢したい。いやしかし、それで対抗でもされたら困る、我慢しよう。あー、今すぐを僕のものにしたい…!!だがの気持ちが1番だ、急いては事を仕損ずるからな、これもまだ我慢しよう。…しかしこの状況を打破しなければ、その我慢は効かなくなる、いつまでもこのままでいたいが仕方ない…)

フ「さん、起きてください、さん」

フーゴはあくまで冷静を装い、の体を揺さぶった。

「んー…もう少し…」

フ「くっ…!!…だめですよ、もう朝です。みんなより先に起きなくては、この状況を説明しなくてはならなくなりますよ?」

「んー…」

フ「勘違いさせたままでいいなら、それはそれで、僕はかまいませんけどね。いいんですか?」

フーゴはの腕をベッドに押さえ、上から見下ろした。

「あ…」

ようやくはそこで目をパチパチと覚まし始めた。

フ「このままでは勘違いされるようなこと、本当にしてしまいますよ?」

「…!!だ、だめ!!お、起きます!!」

フ「いい子ですね、それじゃあ起きましょうか」

フーゴはの上からどいた。

フ(冷静を装えていただろうか…口から心臓が飛び出るかと思った…)

「うん…」

(びっくりした…寝ぼけてたとはいえあんな近くにフーゴがいたなんて…ちょっとドキドキしちゃった…)

2人はリビングへと向かった。
いつもフーゴかブチャラティのどちらかが1番初めに起きるのだが、この日はフーゴであったようでリビングには誰もいなかった。

フ「良かった、誰もいませんね、いいですか?、昨日のことは誰にも口外しないように。2人だけの秘密です」

フーゴは人差し指をの唇に置いた。

「う、うん…分かった」

リビングで2人がゆっくりしてしばらくすると、他のメンバーも起きてきたのだった。
/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp