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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第3章 新たなる生活


フ「だ、だめです!!そんな!!」

「だめ?」

は上目遣いで見てきた。

フ「くっ…そ、そんな目をされても…いいですか?男女が共に一つのベッドで過ごすということは…」

「だって…」

今度は口を尖らせ、しょぼくれると

フ「くそっ!あーーーー!もう分かったよ!」

「ほんと!?」

は目をキラキラさせた。

フ「今日だけですからね?あと、他のメンバー達には決してそんなこと頼まないように」

「わかった!」

の周りには音符が見えるかのようだった。

フーゴがの隣に入り、電気を消すと、は安心したのかすぐにスゥスゥと寝息を立てた。

フ「はぁ…僕は何をやっているんだ…」

の方をフーゴが見ると、思いの外の頭が近くにあり、甘い香りが漂ってきた。

フ(これもスタンドのせいなのか…?花のような甘い香りがする…好きな女性が同じベッドにいて、こんないい香りがして、男として僕はこのままでいいのか?いやしかし、さんの同意もなしにそんなこと…あーーー!やはりあの時断っておくんだった!これは天国かのように見えて生き地獄だ…しかし、僕の過去のことあそこまで予測がついていれば普通は聞いてくるだろう…それでもあなたは僕のことを詮索しなかった…気になるだろうに…あなたは本当に魅力的な人だ…スタンド能力なんか関係ない、僕はあなた自身に興味を惹かれているんだ…)

フーゴは高まる気持ちを頑張って抑え、自分の気持ちを再確認しながら眠りについた。





翌朝、フーゴが目を覚ました。

フ「ん…ん?…ん!?」

フーゴが重たい腕を見るとなんと自分の腕はのことをがっちりと抱きしめていた。

フ「こ、これは…や、やばい…僕が寝ぼけてやったのか…?」

「んー…ん…あ、おはよう、フーゴ」

フーゴの腕の中では寝ぼけ眼のまま挨拶をしてきた。

フ「やばい…!」

フ(やばいしか出てこないなんてこの僕に限って…!語彙力を失うなんて…!それほどだ…それほどまでにこの状況はやばい!自分を抑えられなくなってしまう!耐えろ、耐えるんだ、フーゴ、耐えろ…耐えろ!!)



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