Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
ブチャラティがアジトに帰ると
ブ「はやいな、もう帰ってきてたのか」
ア「あぁ」
ナ「そんなことよりよぉ、ブチャラティ今日と公園デートしてただろ」
ブ「なんだ、見てたのか」
ミ「見てたのか、じゃあねぇよ!俺たち何も聞かされてねぇ!」
フ「いい大人がいちいち今日デートに誘うんだ、なんて言うわけないじゃあないですか、ねぇ?ブチャラティ」
ブ「そうだな、フーゴ。だが別にデートとかではない」
ミ「じゃあなんだってんだよぉ!」
ブ「たまたま帰りに会ったから、話をしただけだ」
ア「なんの話をしたんだ?」
ミスタとナランチャとフーゴがアバッキオの方をバッと振り向いた。
ナ「アバッキオも興味あんのかよ」
フ「意外ですね」
ア「なんだ」
フ「いえ…別に…」
ミ「で、何を話したんだ?」
ブ「が俺がいたところから引っ越してからの話だ」
ミ「おう、どんな風に過ごしてたって?」
ブチャラティの言葉をみんな待った。
ブ「…言えない」
ア、フ、ナ、ミ「「「「!?」」」」
ナ「なんでだよぉ!ブチャラティだけ知って秘密にするなんてずるいぜ!」
フ「なぜです?」
ブ「軽々しく人に言っていいようなものじゃあなかったからだ。お前たちにもよく分かるだろう?」
ア、フ、ナ、ミ「「「「…」」」」
ブ「知りたければ自分で聞くんだな」
この日は少し重い空気のまま解散となった。
翌日、はいつものように露店に働きにきていた。
すると大きな花束を持った男がの目の前に現れた。
?「やぁ、」
「ヴィオレンツァ…」
店主「おお、彼氏さんか」
ヴィ「いつもがお世話になってます」
その男は人当たりのいい微笑みで店主に言った。
「…」
ヴィ「これに持ってきたんだ、店に飾るなり、家に持ち帰るなり、好きにするといい」
「あ…ありがとう…」
女A「ヴィオレンツァ様よ」
女B「今日もかっこいいわ」
女C「ていうかあの子、ブチャラティ達とも仲良さそうにしてたわよね?ヴィオレンツァ様にも可愛がられてるの?女嫌いで有名なのに」
前にブチャラティたちに絡んできた女達がその様子を見て言った。