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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第3章 新たなる生活


ジョ「確か、神経構造が人間とは違うから、昆虫はトリカブトを摂取してもなんの問題もないんです。しかし人間がそれを摂取した昆虫に刺されたり、その昆虫が作り出したものを摂取すれば、無事ではいられない。だからトリカブトが咲く時期には養蜂家も採密をやめてしまうと聞きます。」

ナ「つ、つまりどういうことだよぉ!」

ジョ「つまり、は自分の意思に合った花が周りに咲く。そして、その効果が花単体で発揮できない時は、周りの生き物の力を借りる。周りの生き物を、無意識にでも思い通りに動かせる。そういうことですか?フーゴ」

フ「あぁ、僕はそう考えている。」

「なるほど…」

ミ「でも思い通りの植物や生き物って、それじゃあジョルノとほとんど同じじゃあねぇか」

ア「俺もそう思う」

ジョ「僕のスタンドは物体に生命を与えることができる。物を生き物に変えますが、のスタンドは無から花を作り出し、生き物を操るスタンドです」

ブ「似ているようで、違うな」

フ「ただ確信はありません。これはただの推測に過ぎない。実際に僕たちもどんな状況で、どんなスタンドが出るのか、実際に見てみないと判断は難しいかと」

「ん…」

ブ「そうだな、だが前は推測すら出来なかったんだ。これは大きな進歩だ。良かったな、」

は少し険しい表情からパァッと顔が明るくなった。

「うん!」

ブ「そろそろ寝よう、も今日は疲れたろう」

「そうだね」

がおやすみの挨拶を皆にし終えると、皆も自分の部屋へと入っていった。

しかし

「…寝れない…真っ暗にするとどうしても思い出しちゃうな…かと言ってこのまま電気つけっぱなしでも眠れないし…1人だと怖いし…」

は、よし、と枕を持って部屋を出た。

コンコン

「まだ起きてる?入ってもいい?」

了承の返事が来ると、は部屋に入った。

ガチャッ
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