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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第3章 新たなる生活


ア「お前は俺たちが迷惑だと感じてるって思ってんのか」

アバッキオはじりじりとに近寄る。

「…」

ブ「おい、アバッキオ」

後ずさるの背中にはついに壁がトンと当たった。

ア「なぜだ…なぜお前には分からない…」

ドンッ!!

はビクッとした。

ブ「アバッキオ!」

アバッキオは壁に手をつき、少し怒ったような表情をした。

ア「なぜお前には…俺たちがこんなにもお前を大事に思っていると分からないんだ…?」

アバッキオの表情は悲しげな表情へと変わった。

「あ…」

ブ「その辺にしておけ」

ブチャラティはからアバッキオを引き離した。
すると

フ「アバッキオの言う通りです…」

拳を握り締め、ワナワナしていたフーゴが喋り出した。

フ「心配なんか…心配なんか、して当たり前じゃあないか!!迷惑をかけた??迷惑だなんて僕たちは鼻くそほどにも思っちゃあいない!!僕たちにとって、あなたは光だ!黄金の宝のようなものなんだ!!それなのに…それなのにそんな風に言うんじゃあねぇ!!」

は驚いた表情をした。しかしすぐに柔らかな微笑みに変わって、フーゴの手を取った。

「フーゴ」

フ「…」

「ありがとう。そうだよね、ごめんじゃあなかったよね。最初に言う言葉は」

はみんなの方をぐるりと見渡すと

「助けに来てくれてありがとう。みんな」

そしてもう一度フーゴに向き直った。

「心配かけて、迷惑かけてごめんって言ってごめんね、フーゴ。アバッキオも。ありがとう、2人とも。私のことそんな風に思ってくれて。私、すごく幸せだよ」

がにっこりと笑うと、フーゴもアバッキオも先ほどまで怒っていたのなんてどうでも良くなり、見ていた4人も自然と笑顔が溢れた。

「あともう一つ、みんなに話したいことがあって…」

ブ「なんだ?」

「私、スタンドが発動したかもしれない」

一同「「「「「「!?」」」」」」
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