Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第3章 新たなる生活
ダダダダ
ナ「おい!」
ア「あ?」
ジョ、フ、ア「「「うん?」」」
ジョ「どうしたんですそんなに慌てて」
ナ「い、今、ブチャラティがのこと、お、押し倒してなんかいい感じになっちまってたんだよぉぉ!!!」
ア、ジョ、フ、ミ「「「「!?」」」」
ナ「もうブチャラティとは出来ちまったのかなぁ、もうそういう仲なのかなぁ」
フ「いや、さっきあんなことがあったばかりなのに、そんなすぐにどうにかなるようなことはブチャラティに限って、ないとは思いますが…」
トントントン
二階から2人が降りてくる音が聞こえた。
ミ「と、とにかくだ、今はなんもなかったかのように普通に過ごそう」
4人はミスタの言葉に頷き、コーヒーを飲んだり、新聞を読んだり、音楽を聴いたり、皆平然とした態度をとった。
ガチャッ
ブチャラティが扉を開くと、も一緒に入ってきた。
ミ「お、おう!!起きたか!」
「うん…」
ア「もう平気なのか」
「うん、大丈夫だよ」
フ「痛いところとかはないですか?」
「うん、ないよ」
ジョ「怪我はしてないのか?」
「してないよ」
ナ「…俺たちのこと怖くねぇか?」
「怖くないよ、みんな心配してくれてありがとう。そして…」
皆の方を向いた。
「ごめんなさい」
は頭を下げた。
フ「なっ…!あ、頭をあげてください!」
ナ「そうだよ、何も悪いことしてねぇじゃあ…」
「ううん、言うことも聞かずに出て行って、心配かけて、迷惑かけて、ごめんなさい」
ジョ「、いいんだ、無事でいてくれたならそれで…」
ア「おい、頭を上げろ」
「…」
は頭を下げたままだった。
アバッキオとフーゴは何やら不機嫌そうになっている。
ア「おい」
アバッキオはの近くに行くと、グイッと顎を持ち上げた。
「…」
それでもはアバッキオと目を合わせようとしない。