Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第3章 新たなる生活
「…ごめんなさい、勝手に出て行ったりして。あの時意地張って出て行ったりしてなかったらあんなことにはならなかった」
ブ「俺の方こそ、すまなかった。口じゃあなかったとしても、俺がキスしたことが嫌だったんだろう?俺が」
悪い、そう言おうとすると
「ち、違うよ」
はそれを否定した。
ブ「そうなのか…?」
「うん…別にキスされたことが嫌とかじゃあなくて、からかわれてると思って…それで怒っちゃったの…ごめん…」
ブ「からかったわけじゃあない…そ、その…」
「ん?」
ブ「その…か…」
「か…?」
ブ「か…」
「はぁ、やっぱりからかって…」
ブ「可愛くてついやってしまったんだ!からかってやっていたわけじゃあない…」
ブチャラティは顔を真っ赤にしながら早口で言うとすぐに顔を逸らした。
「え…」
ブ(クソッ…こんなことを言うつもりはなかったんだが…言ってしまった…)
頭を抱えながら耳まで赤くなっているブチャラティを見ては吹き出した。
「ぷっ!」
ブ「なに笑ってるんだ」
「可愛いのはブチャラティだよ、耳まで赤くさせちゃってさ。イタリア人なのに照れ屋さんなんだね、ブチャラティ」
ブ「俺をからかってるのか」
「からかってなんかないよー」
ブチャラティは笑いながら言うの腕を掴んで覆いかぶさった。
「ちょ、ブチャラティ??」
ブ「、君はもう少し自覚を持つんだ」
「自覚…?」
ブ「そうだ。自分が思っている以上に君は人を魅了させる。それを自覚するんだ」
「そんなこと…」
ブ「ある。チームのみんなも、俺だって君に魅了される者の1人だ」
「あぁ…」
ナ「ー、そろそろ起きたー?」
ガチャッ
突然ナランチャが部屋に入ってきて、ブチャラティがに覆いかぶさる様子を目の当たりにした。
ナ「あっ…」
「ナ、ナランチャこれは…!!」
ナ「ご、ごめん!!」
バタンっ!!
ナランチャは勢いよくドアを閉め、下へと降りていった。