Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第3章 新たなる生活
ブ「!!無事か!」
その言葉に男どもが一斉に振り向いた。
そしてその後ろに見えるのは裸で怯えるであった。
周りに咲いていたトリカブトはブチャラティたちの姿を見た瞬間に消えた。
ブチャラティ一同「「「「「「!?」」」」」」
ア「野郎…」
ミ「許さねぇ…」
ナ「殺してやる…殺してやるぜ…」
フ「このドグサレが…」
ジョ「…」
ブ「…彼女を返してもらおう…」
チンピラA「嫌だと言ったら?」
ブ「力ずくで奪い返すまでだ」
ブチャラティの言葉を合図に全員がスタンドを出した。
チンピラA「ひぃ!!す、好きにしろ!い、行くぞお前ら!」
リーダーともあろう奴が真っ先に逃げ出した。
他の奴らも異様な事態に気づき、そいつを追っていく。
ブチャラティ、ミスタ、ナランチャはそいつの方へ、ジョルノ、アバッキオ、フーゴはの方へと駆け出した。
ミ「逃がすか!!セックス・ピストルズ!!」
セ「イーハー!!!」
チンピラ「「「「ぐはっ」」」」
リーダー格のやつ以外の全員に銃弾が当たった。
皆即死であった。
チンピラA「ひぃ!どうか、どうかお許しを!!」
ミ「おめぇのことは、あんな簡単に死なせねぇぜ?なぁ?ナランチャ」
ナ「あぁ、急所は外してよぉ、俺のエアロスミスを打ち込んでやるぜぇ」
ブゥゥゥン、ダダダダッ!!
チンピラA「ひぃ!!」
ジョ「!!」
「んんっ、ぐすっ…」
フ「今外しますから」
フーゴが優しく口のガムテープを剥がした。
「いや!見ないで!こっちを見ないで!」
ア「…すまない」
アバッキオは俯きながら自分の羽織をの体を隠すように前からかけ、そのままを抱きしめた。
ア「もっと早く来れず、すまなかった。怖い思いをさせたな。すまない。」
アバッキオは苦しそうな表情で言った。
「ぐすっ、ぐすっ、ひっく、うわぁぁぁん!!」
フ「僕たちがいますから、もう大丈夫ですよ」
フーゴもそっとの背中に手を添えた。
ジョルノはもっと早く助けに来れなかったことを悔やみながら、ただその様子を見ていた。