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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第3章 新たなる生活


パチッ

はみんながを探し始めた頃、目を覚ました。

(ん…私…はっ…!!ここはどこ…?倉庫…?近いのか遠いのか、どのくらい眠っていたのか、何も分からない…ううん、そんなことはどうでも良い。早く逃げないと…)

「!?」

は起きあがろうとすると手を後ろ手に縛られてることがわかった。おまけに足も縛られ、口にもガムテープが貼られていた。

(や、やばい…身動きが取れない…大声も出せない…)

チンピラA「目が覚めたかい?お嬢ちゃん」

が意識を取り戻したことに気づいた、先程の5人のチンピラが近くへやって来た。

(だれ…誰なの…なんなの…こいつらは…)

チンピラA「誰だって目をしてんなぁ、俺らはこの辺を取り締まってるギャングだ」

(ギャング…!!くっ…!!)

は弟のことを思い出し、キッと睨みつけた。

チンピラB「こいつ今兄貴のこと睨みましたぜ?」

チンピラC「おめぇ自分の立場をよぉーく理解した方がいいぞ?」

チンピラA「前にここを取り締まっていたギャングたちは何でだかはしらねぇが永久追放されちまった。まあそのおかげで俺たちがここを取り仕切れるようになったんだがな。」

(どういうこと…?ブチャラティたちがここでは1番じゃ…あ…そっか…知らないのか…こいつらは下っ端だから幹部のブチャラティ達のことは何も知らないのか…でも分からないなら尚更危ない…)

理解したは怯えた。

チンピラA「怯えてるのかぁ、かわいそうに」

すると、リーダーであろうその男はの髪の毛を掴んだ。

チンピラA「これからもっと怖い思いをさせてやるよ。やれ。」

そう言って、の頭を乱暴に突き放すと、いやらしい笑みを浮かべた手下たちが近づいてきた。

(怖い…助けて…誰でも良いから助けて!!)

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