Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第3章 新たなる生活
「はっ…」
すると後ろから同じような男達3人がこちらに向かってきていた。
チンピラA「逃げ場はねぇぜ?お嬢ちゃん。俺たちと一緒に来てもらおう」
その言葉を合図に、正面にいた1人がの手を掴もうとした。
シュッ
「やめて」
チンピラB「チ、チクショー…」
はその腕を交わした。
(今こいつは私の写真を右手で持ち、右ポケットに入れた。右利きの可能性が高い。だけど、他は?こんな人数がいるときはどうしたらいいの?……はっ…!!ま、まずいっ…油断した…)
そんなことを考えてると後ろにいた1人にいきなり口元に布を当てられ、意識を失ってしまった。
バタンッ
チンピラA「連れてけ」
はあっという間に黒いバンに乗せられ連れ去られてしまった。
そして運良く、それを見ているものがいた。
ナ「フーゴー、今日も勉強すんのー?」
フ「いいですよ、サボっても。さんからのご褒美をもらえるチャンスがなくなるだけですから」
ナ「やる、俺、今日もやるよ」
フ「僕も怒らないよう、気をつけます」
ナ「フーゴに怒んないなんてでき…ん??なぁフーゴ、あれじゃあねぇか?」
フ「え?どれですか?」
ナ「あそこにいる、なんか困った顔してる人」
フ「よく見えますね、遠くて少し見づらいんですが…」
すると次の瞬間、後ろから押さえられた女は急に意識を手放し、車に乗せられてしまった。
ナ、フ「「!?」」
フ「い、今…」
ナ「連れ去られた…」
フ「ナランチャ、確かにさんだったんですか?」
ナ「あ、あぁ多分…」
フ「何言ってんだぁぁ!!多分じゃあねぇだろうが!!確信はあんのか!!」
フーゴがナランチャの胸ぐらを掴んだ。
ナ「お、俺にはに見えたんだよぉ!だけど結構遠かったし、フーゴが見えないって言うから俺だって絶対とは言い切れねぇよ…」
フ「はぁ、はぁ、とりあえず家に急ぎましょう。いたらそれはそれで良い。いたら何も問題はないんだ。いることを確認しに行きましょう」
任務終わりのナランチャとフーゴはアジトへと駆け出した。