Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第3章 新たなる生活
するとのおでこに柔らかい感触が当たった。
「あっ…」
ブ「もっと用心しないとな」
ブチャラティは優しく笑った。
「は、恥ずかしいからどいて!」
はブチャラティの胸を強く押し返した。
ブ「すまなかった、でもそのいきだな」
はプンスカと部屋を出て行ってしまった。
「もう!」
するとリビングにいたアバッキオとミスタとジョルノが話しかけてきた。
ミ「そんなにプンプンしてどうしたんだ?」
「なんでもない!」
ア「ブチャラティと何かあったのか」
「なんにもない!」
ジョ「どこかに行くのか?」
「ちょっと散歩!」
ジョ「もう夕方だ、1人じゃあ…」
「1人がいいの!」
はそのままアジトを出て行った。
ミ、ア、ジョ「「「あぁ…」」」
するとブチャラティがやってきた。
ア「おいブチャラティ、に何かしたのか?」
ブ「いいや、なぜだ」
ミ「のやつ、すんげー怒って出て行ったぜ」
ブ「なにっ!?出て行った!?はぁ…」
ジョ「何があったんです?」
ブ「お前たちがにしているようなことを俺もしただけだ」
その言葉に全員がギクッとしていたのだった。
自分がに対する行動を、好意を誰にも気づかれていないと全員思っていたからである。
その頃はというと
「もう、みんなしてからかってくるんだから。面白がってさ。ジョルノなんてまだ15歳なのに!それにブチャラティまで!」
プンプンと怒って歩いていると、前から声をかけられた。
チンピラA「おいお嬢ちゃん、随分楽しそうじゃあねぇか」
「楽しくなんかない!え…」
が声のする方に顔を向けると明らかに柄の悪い男たち2人がニタニタとこっちを見ていた。
チンピラA「この女で間違いねぇか」
チンピラB「えぇ、兄貴」
は黙ってその場から逃げようと来た道を戻ろうと後ろを振り返った。