Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第3章 新たなる生活
それからほんの少しの間だが、は6人と楽しい時間を過ごした。
6人も、がいるからと自分の家に帰ることはなくなり、皆アジトで過ごすようになった。
食事はアバッキオと作るのがお決まりになった。
ア「これを切っておいてくれるか?」
「いいよ」
トントントン…
「痛っ…」
ア「どうした!?」
アバッキオがのもとに駆け寄ると、指から血がポタポタと滴っていた。
「ちょっと切っちゃっただけ、大丈夫だよ」
ア「傷口に菌でも入ったら危ねぇだろ…」
はむっ
なんとアバッキオはの切れた指を自分の口に入れた。
「!?ア、アバッキオ!?」
アバッキオはニヤリと笑うと
ア「手当てしねぇとな」
そう言って、指に絆創膏を巻いてくれた。
また、ナランチャにはフーゴと2人で勉強を教えるのが日課になった。
フ「2×3は?」
ナ「6!」
フ「4×5は?」
ナ「えっと、20?」
「すごいナランチャ!!」
ナ「合ってる!?やったーー!」
フ「正解です。じゃあ43×52っと…この問題を解いてみてください」
ナ「余裕だよ!」
ナランチャは問題を解くと…
ナ「できた!」
とフーゴはナランチャのノートを覗き込むと
、フ「「…」」
フ「このボケがぁぁ!!なんで27になるんだ!んなわけねぇだろうがぁぁ!!」
フーゴはナランチャの頭をテーブルに叩きつけた。
「フ、フーゴ落ち着いて…ナランチャもう一回一緒に…」
ナ「痛ぇよフーゴ…殺してやる、殺してやるぜぇ」
「はぁ…2人ともいい加減にして!」
ナ、フ「「あぁ…」」
「フーゴはすぐ怒らない!ナランチャはもう一回私と解き直す!ほらやるよ!」
ナ、フ「「はい…」」
ナ「なぁできたらご褒美くれる?」
「いいよ、なにがいいの?」