Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第3章 新たなる生活
ブ「、昨日も言ったが、俺たちはギャングだ」
「…」
ブ「だが心配しないでほしい。の元に行っていたギャング達とは違う。俺たちは一般市民に手をあげることも、危害を加えることも、良しとはしていない。」
「…みんながそんなことする人だなんて思ってないよ、でも…でもじゃあみんなはどんな仕事をしてるの…?」
ブ「…以前はこの地区の治安維持のための巡回が主な仕事だった」
「今は…?」
ブ「自殺した幹部の後を俺が継いだ。だからその幹部が任されていたものが、俺たちの仕事になる。内容はその時きた指令によって変わる。だが、危険なものが多くなるだろう。」
「…幹部に昇進したのに…?」
ブ「、ギャングは元よりそんな世界だ。安全な仕事など、ない。は昨日俺たちと一緒にいたいと言ったな。それは本心か?」
「うん…」
ブ「今の話を聞いても、心変わりはないか?俺たちの明日の命の保証はないぞ」
「命の保証がないと嫌って言ったら、どうするの…?」
ブ「…一緒には居られない…だが、生活に困らせはしないと約束しよう。借金も無かったことにするし、これからの援助もしよう」
「私…」
皆、黙っての言葉を待った。
「私…みんなと一緒に居たい。明日の命の保証が無かったとしても、今だけだったとしても、一緒にいたい。もうあんな心が死んだ生活はしたくない。みんなといると、生きてるって感じられる。いろんな感情が湧いてくる。だから、みんなと一緒にいたい」
ナ「よっし…」
よっしゃーとナランチャが喜ぼうとすると
フ「巻き込まれてつらい目に遭うこともあるかもしれないんですよ。僕達のようなギャングと一緒にいるということは、あなた自身に危険が及ぶ可能性も高くなるということ。理解していますか?」
「うん、分かってるよ。確かに危険な目にもつらい目にも悲しい目にも遭うかもしれない。でも分かる。最後には必ず、笑顔で終われる。そう確信してる。みんなと過ごした時間があれば、私はまた笑える。だから、みんなのそばに居させてほしい」