Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
それからその店はブチャラティたちの行きつけの店となり、ブチャラティ以外ともはすっかり顔馴染みになっていた。
「いらっしゃい、ナランチャ、フーゴ、ミスタ」
ナ「よ!今日もいつものでよろしく!」
「了解」
はにっこり笑って言うといつものように店主に注文を伝えた。
ミ「やっぱり可愛いな、お前」
「恥ずかしいからやめてミスタ」
は顔を赤くした。
ミ、ナ、フ(((赤くなってるの可愛すぎる…)))
フ「ミスタ、さんを困らさないでください」
ミ「はぁ??お前もどうせ…」
フ「今日はあまり混雑していないんですね」
フーゴはミスタの言葉を無視して続けた。
ミ「無視かよ!」
「そうだね、オープンから時間が経ったってのもあって、平日は落ち着いてきたかな」
フ「良かったですね」
「うん、今日はブチャラティとアバッキオがいないんだね」
ナ「今日は2人は任…」
ミ「仕事が入っちまったんだよな!」
任務と言いかけたナランチャの言葉をミスタが遮った。
フ「そうなんですよ、"仕事"が入ってしまって一緒には来られませんでした」
フーゴは表情はにこやかだが、ナランチャの足をぐりぐりと踏みつけながら言った。
ナ「いっっってぇぇぇぇ!てめぇ!フーゴ!何すんだ!」
「???大丈夫?ナランチャ」
フ「別に何もしてないですけど」
ナ「てめぇ…」
「何があったかよくわからないけど…ほらナランチャ、ピザ出来たってよ」
はナランチャを宥めるために受け取り口の方を指差して言った。
ナ「お、ありがとよ、また来るな!」
「うん、待ってるね」
ミスタとフーゴもナランチャに続いて取りに行った。
に、また来る、そう言って。