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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第2章 再会


ブ「あぁ、これでお前の元には帰せなくなった」

ブチャラティはを抱きしめ、ヴィオレンツァを睨みつけた。

ヴィ「くそ…」

ヴィオレンツァが少しずつ後退りをすると、ブチャラティを背に集まった5人がヴィオレンツァの前に立ちはだかった。

ア「逃げる気か?」

ジョ「さんを散々酷い目に合わせて置いて、自分だけ無事で帰る気じゃあないでしょうね」

ヴィ「な、なんだよ…」

ナ「俺たちはよぉ、が幸せならそれでいいって思ってたのによぉ」

ヴィ「か、金をやるよ…好きなだけ…いくらだ…いくら欲しい…?」

ミ「あぁ?てめぇ俺たちのことなめてんのか」

ヴィ「ち、ちくしょう!!最後に言っておくが、俺がギャングにミオを殺させた!そして実際にミオを殺したのはギャングだ!お前はその仲間の元へ行ったんだ!弟を殺した仇のところに!」

「そ、そんな…」

ヴィ「後悔しやがれ!今誤った選択をしたことをせいぜい後悔するんだな!!したところで弟は戻ってこねぇけどよ!」

ヴィオレンツァはそれだけ言い残すと、走って逃げた。

フ「逃がすか!!このど腐れ野郎がぁぁぁ!!」

しかし、フーゴが追い抜き正面からパンチをくらわせたことで先ほどの場所まで吹っ飛んできた。

ヴィ「グフォッ…」

先程のメンバー全員がヴィオレンツァのことを睨みつけている。

ヴィ「お、お許しを…ゆ、許してください…」

ブ「お前、さっき言ったことを聞いていたのか?」

ヴィ「へ…?」

ブ「ギャングの上層部は顔を明かしたくない、俺もその1人だ。だがお前に顔を見られてしまった。これがどういうことか、分かるな?」

ヴィ「ひぃっ…!!!」

ブ「お前ら、やれ!」

ヴィ「ごめんなさーーーーーーい!!」


その後、の願いで死にはしなかったものの、全員にボッコボコにされたヴィオレンツァは意識不明の重体で病院に運ばれ、しばらく社長という席を空けた。するとどんどん会社の業績は悪化し、ついには倒産したのであった。
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