Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
ヴィ「心配したんだぞ…」
「はっ…」
そう言ってヴィオレンツァの姿を見た途端震え出したをブチャラティから奪おうとすると
ギュッ…
「あっ…」
ブ「彼女に触るな」
ブチャラティが自分の方へとを抱き寄せた。
ヴィ「君は…前にパーティーにいた…今回も助けてくれてありがとう、礼を言うよ。は僕の婚約者なんだ、渡してくれないか?」
ブ「こんなに酷いことをする奴が婚約者か?笑わせるな」
ヴィオレンツァの表情が変わり、ブチャラティを睨みつけた。
ヴィ「人の婚約者を盗るつもりか?言っとくが彼女は君みたいな若い人の手に負えるような子じゃあない」
ブ「ほう、なぜだ」
ヴィ「彼女は80億リラもの借金を抱えている。しかもギャングからな」
一同「「「「「「!?」」」」」」
「はぁ…」
は隠していたことを知られてしまい、絶望した。
ブ「そうか」
ヴィ「そうだ、分かったらさっさとこっちに…」
ブ「、言うんだ」
「え…?」
ヴィ「は…?」
ブ「俺たちに、助けて欲しいと、こいつの元には居たくないと、の口から、言うんだ!このままそばに居れば君は死んでしまうぞ!」
「はっ…」
の目にはみるみると涙が溢れてきた。
ヴィ「お前、俺の話を聞いてたのか?こいつはギャングから…」
ブ「しっかり聞いていた。だから俺は確信した。彼女を必ず救ってやれるとな」
ヴィ「なにっ…」
ブ「なぜなら俺たちもギャングだからだ。借金の取り立てに行くなんてことは、組織の下層にいるものしかしない。上層部にいる者は、なるべく顔を明かしたくないからな。そして俺は、組織の幹部だ。よってその借金は、ギャングとも呼べないチンピラのようなやつから借りていると言うのなら、俺がなかったことにできる。、言うんだ」
「私は…」
ヴィ「やめろ…」
「私は…」
ヴィ「やめろ!!」
「私はブチャラティ達と一緒にいたい!助けて、ブチャラティ!」