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Golden Treasure[ジョジョーGWー]

第2章 再会


翌日、ヴィオレンツァの家のインターホンがなった。

ピーンポーン

ヴィ「はい」

警察A「すみません、ヴィオレンツァさん、警察です。さんはいらっしゃいますか?」

ヴィ「はい…昨日の火事のことですか…?」

警察A「はい…大変心苦しいのですが、確認したいことがございまして…」

ヴィ「…分かりました、今出ますね」

ヴィオレンツァはインターホンを切り、を部屋に呼びに行った。

ヴィ「、警察だ」

「…」

ヴィ「下にいるから早くしろ」

は黙って一階に向かった。



ガチャッ

ヴィオレンツァが扉を開けた。

警察A「すみません、お忙しいところ」

ヴィ「かまいませんよ、ただ…彼女かなり傷心しているので…」

ヴィオレンツァは切ない表情で、隣にいるの肩に手を置いた。

警察A「そうですよね…大変申し上げにくいのですが…」

「弟の身元確認が出来ましたか?」

警察A「はい…もう死体はほとんど焼け焦げていて、ところどころ骨まで見える状態だったのですが、近くにこれが落ちていました…出せ」

もう1人の警察官にそう言うと、物を差し出してきた。

警察B「…こちらです…」

「はぁ…これは…ううっ…ぐすっ…ひっく…」

の前に差し出されたのは父の結婚指輪であった。
が母のを、ミオが父のを、形見としていつも持ち歩いていた物だった。
それを見た瞬間はしゃがみ込んでしまった。

ヴィ「…すみません今日はもうこの辺に…」

ヴィオレンツァはの背中を撫でると、警察に言った。

警察A「はい…事件性はありませんでした。出火の原因はミオくんの部屋のストーブかと思われます。おそらく心地よく眠ってしまい、その間に周りの物に引火したんでしょう…」

ヴィ「そうですか…」

警察A「心からご冥福をお祈りします。ヴィオレンツァさんのような優しい男性がそばに居てくれることが救いですね、では」

警察は去っていった。
もちろん事件性がないなどというのは嘘である。ギャングが部屋の前で放火したものの、警察に金を握らせ黙らせたのであった。

ヴィ「立つんだ、」
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