Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
ナ「は…自分1人なら断るって言ってたみてぇだけどよぉ…考えてみろよ…80億リラだぜ?それ返してやるって言われたら多分断れねぇよ…」
一同「「「「「…」」」」」
ナ「ただでさえ冷たくされてんだ…我慢してんだ…弟と借金のために…それなのに…弟を守るための選択だったはずなのに…そのせいで死んだなんて知ったら…それこそはきっと壊れちまう…」
ア「のせいじゃあねぇ、野郎が…」
ナ「そんなことは理解してるよ、この馬鹿な俺でも。だけどはきっとそう思う。だから俺は…このままにしておいた方がいいと思う…」
ブ、ジョ、ア「「「んん…」」」
フ「僕もナランチャに賛成です」
ミ「フーゴまで…ならには知らせずに俺たちで野郎を殺ればいいじゃあねぇか!!」
フ「ミスタ、さんにとってあいつは、曲がりなりにも婚約者なんですよ?仕事ももう辞めた。それに彼女は持病がある。独りぼっちになった今、少なからず頼りにしているところはあると思います。」
ミ「そんなの俺たちでなんとか…!」
フ「そんなのを良しとするような人じゃあない!!忘れたのか!ブチャラティに、僕たちに迷惑をかけたくないと言ったのを!」
ミ「くっ…」
フ「…すみません…僕もさんを助けたい、心からそう思いますが…いえ、そう思うからこそ、何もしない方がいいと思います…」
ナ「…」
ミ「クソッ!!!」
ア「チッ」
ジョ、ブ「「…」」
を想う気持ちは皆同じだったが、どうしようもできないこの状況にただただ拳を握り締めたのだった。