Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
ミ「わざわざあんな見られるような席に座りやがってよぉ!」
フ「自分がいい婚約者だと見せつけたいんでしょうね」
ナ「バラしちまえばいいんじゃあねぇか!?あいつの本性をさぁ!」
ア「バカ、そんなことして誰が信じるんだ」
ジョ「街の人からの評判はすごくいいですからね。それに今の会話は…」
ブ「あぁ、明日から夫婦になる、と宣言しているのだろうな」
ナ「やっぱり俺納得できねぇよ…なんで…」
ブ「ナランチャ、これはが自分で考えて決めたことだ。俺たちが文句を言う筋合いはない。今後そういうことは口にするな」
ナ「ブチャラティ…」
ブ「ほら、料理が冷めてしまう、食べよう」
一同が食事を再開しようとすると、窓側にいた客がいきなり声を上げた。
客「火事だ!少し遠いが火事が起きてるぞ!しかも結構大きそうだ」
その言葉に皆窓の方へと視線を向けた。
もちろんとヴィオレンツァもその声に視線を向けた。
「…待って…あの方向…そしてあのくらいの距離…ミオ…!!」
が目を凝らしてみると、自分と弟が住むアパートの周辺が火事になっているように見えた。
ガタンッ!!
ヴィ「?」
何か嫌な予感がして、不安になったはすぐさま席を立ち、ヴィオレンツァの静止する声も聞かずに店を飛び出した。
ヴィ「!待て!どうしたんだ!!」
カランカラン
ブ「ん?」
異変に気づいたブチャラティたちがの方を見ると、そこにの姿はなく、慌てての後を追おうとするヴィオレンツァしかいなかった。
一同「「「「「「…」」」」」」
ブチャラティたちは火事の起こった方角を見て考えた。
フ「はっ、あの方角…」
ア「あの距離…」
ジョ「さんのアパートの付近です!」
ナ「はぁ!?」
ミ「なんだとぉ!?」
ブ「弟の身の危険を感じて出て行ったんだ…行くぞ!てめぇら!」
6人もの後を追った。