Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
「どうしてですか!」
警察「だって遊んでる可能性もなくはないんでしょー?確たる証拠がない限り、警察は動けませんよ」
「まだ10歳ですよ!?こんな時間まで遊んでるわけないじゃないですか!」
警察「そう言われましてもねぇ」
「はぁ…」
何度言っても動いてくれない警察には悔しさと不安と、いろんな感情が入り混じり、涙がまたじわりと滲んできてしまった。
すると…
ガチャッ
扉が開く音が聞こえた。
警察「あ、ブチャラティさん」
「!?」
が驚いて振り返るとそこにはブチャラティ、ジョルノ、アバッキオ、フーゴの4人が立っていた。
ブ「…何があったんだ?なぜ泣いている?なぜ警察に?」
ブチャラティはの肩に手を置き、寄り添うような優しい声で聞いた。
「ミオが…ミオがいなくなったの…」
ブ「なに?」
「それで…ひっく…」
ブチャラティ達が来てくれた、そう思った瞬間、涙がとめどなく溢れてきてしまった。
警察「それで今探しに行こうとしていたところなんですよ」
警察はブチャラティ達がきた瞬間、先ほどと言ってることを変えた。
「え…?」
は思わず警察の方を見た。
ジョ「どうしましたか?」
「いや…さっきは証拠がないから動けないって…」
のその言葉にブチャラティたちも警察の方を見た。
警察「ブチャラティさんたちの知り合いとなったら別ですよ」
警察は笑いながら言った。
「は…?」
は驚きのあまり、怒りのあまり、涙が引っ込んでしまった。
そして、落胆した。
「なにそれ…。」
皆に視線を移した。
一同「「「「…」」」」
「なによそれ…警察は…人を見て捜査をするかしないか決めるの…?公平な目で見て…法を…街を…国を…人を…守るのが…警察官の仕事じゃあないの…?」
ア「ん…」
アバッキオが苦しそうな表情をし、警察も目を丸くして黙り込んだ。