Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
ある日、がいつも通り仕事を終え、帰宅した。
「ただいまー…ん?ミオ??ただいま!」
するといつも玄関にあるはずの靴がなかった。
「今は…5時半か…友達と遊びにでも行ってるのかな?よし、じゃあいない間に今日はいつもよりちょっと豪華な夕飯、作っちゃおっかな」
そう、この日はミオの誕生日であった。
そのためは1時間半かけていつもより豪勢な夕食を作ったのだ。
「もう7時なのに…なんで帰ってこないのかな…お友達に誕生日でも祝ってもらってるのかな…もう少し待ってみよ」
しかし、それから1時間経っても帰ってこなかった。
「おかしい…探しに行かなきゃ…!」
は適当なサンダルを履き、外へと探しに行った。
「はぁ…はぁ…どこ…?どこなの…?」
は走った。ひたすら街の中を走り続けた。
しかしどこを探しても見当たらない。終いには閉まるお店が出てくる始末。
「どうして…もう9時よ…どこに行ったのよ…!!」
は不安で涙を浮かべた。
(だめ…だめだめ、泣いてる暇なんてない。探さないと。そうだ…警察…とりあえず警察に…)
はごしごしと涙を拭くと警察署に向かって走り出した。
この時任務で来れなかったナランチャとミスタを除くブチャラティ達はフーゴの運転で、一同行きつけのバーへと向かっていた。
するとちょうど赤信号で止まった時、ジョルノが何かを発見した。
ジョ「ん?」
ブ「どうした、ジョルノ」
ジョ「あれは…さんではないですか?」
みんなはジョルノが指差す方向を見た。
ブ「何か急いでいるようだな…ん…?」
ア「おい今…」
フ「警察に入って行きましたね…」
ブ「フーゴ、適当なところに車を停めろ」
フ「分かりました」
フーゴは近くにあったコインパーキングに車を停めると、全員でが入っていった警察署へと向かった。