Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
ヴィ「まさか、発作が起きたのか!?なぜ言わなかったんだ!?」
あろうことか、ヴィオレンツァはに不整脈の発作が起こったことを分からなかったかのように言った。
「え…」
ブ、ジョ「「なに?」」
ヴィ「ちょっと具合が悪いと言ったんで、少し休ませれば治るかと思ったんだが…まさか発作が起きていたとは…すまない…1人にさせるべきではなかった…」
ヴィオレンツァはの隣に座り手を取ると自分の額をの額にくっつけて言った。
ブ「こいつ…」
ジョ「…」
「…」
ヴィ「君たちのおかげで助かった。ありがとう。僕の命より大事な彼女を守ってくれて。感謝してもしきれない。少しだが受け取ってくれ」
ヴィオレンツァは2人にチップを渡した。
ブ「当然のことをしたまでだ」
ジョ「僕も受け取れません」
ヴィ「そうか。じゃあそろそろ行こうか、」
「うん…」
2人はパーティー会場へと戻っていった。
ジョ「あの人はさんのなんなんです?恋人ですか?」
ブ「婚約者だ」
ジョ「!?それなのにあんなことを!?」
ブ「うん、これで分かった。はあいつの話をする時いつも悲しそうに笑っていた。その理由が今わかった。」
ジョ「さんが望んだ結婚ではなさそうですね」
ブ「うん…」
この日のパーティーはそれ以外何事もなく、お開きとなった。
6人はアジトに戻って話をした。
ナ「なーんかよー、全員で警護するとか大掛かりな任務の割にはなーんもなかったよなぁ、つまんねぇー」
フ「何もないに越したことないでしょう」
ミ「そうだけどよぉ、確かにちょっと手応えは何もなかったよなぁ」
ア「ブチャラティたちは何かあったのか?」
ジョ「え?あぁ…」
ブ「を助けた」
ア、フ、ナ、ミ「「「「なんだってぇ!!??」」」」
ブチャラティはパーティーであった出来事を話した。
ナ「なんだよそれ…」
ミ「そんなんじゃあ…」
フ「いつか死んでしまいますよ…」
ア「このままでいいのか?ブチャラティ」
ブ「自身からSOSがない限り、どうしようもないだろう」
ジョ「…」
皆拳を握りしめ、やるせない気持ちでいっぱいだった。