Golden Treasure[ジョジョーGWー]
第2章 再会
はこのパーティーに参加するのは乗り気じゃなかった。
でもヴィオレンツァから言われたら参加せざるを得ない。
ヴィ「あんまり飲みすぎないように気をつけるんだよ?」
「うん、ありがとう」
はうまく笑えているか、不安だった。
そんな不安が祟ったのか、また心臓が痛くなり、よろけてしまった。
「うっ…はぁっ…はぁ…」
ヴィ「!!」
ヴィオレンツァがを支えた。
資産家A「大丈夫ですかな?」
ヴィ「すみません、彼女は少し心臓が弱くて…失礼します。少し休ませてもらおう、。大丈夫かい?」
は頷いてヴィオレンツァに支えてもらいながら後方にある扉をくぐり、ロッカールームにあるベンチへと行った。
ベンチに着くと
ボンッ
を投げるようにベンチに座らせた。
ヴィ「なぁ、またかよ…今日は大事な場面だってあれほど言ったよな?ちゃんと薬は飲んだのかよ」
「ごめんっ…ごめんなさいっ…くっ…あぁっ…冷たい水を…」
ヴィ「すぐそこに自販機があるだろ、自分で買えよ。全く。俺は先に戻ってるからおさまったら来い」
ヴィオレンツァは冷たくそう言い残し、スタスタと行ってしまった。
「無理だからっ…頼んでるのに…はぁ…グスッ…」
は心臓を抑えながらベンチに倒れ込んだ。
堪えきれない涙を流しながら。
ヴィ「はぁ、ったく…」
ブ「ん?」
先程苦しそうなを連れてロッカールームの方へ向かったヴィオレンツァが1人で戻ってきたのをブチャラティは見ていた。
ジョ「今度はなんですか?ブチャラティ」
ブ「いや…」
ブ(あんなに苦しそうだったのに、はどうしたんだ?なぜ1人で戻って来る?そういえば昔は不整脈を患っていた…発作が出たのか…?それとも何か毒などに…確かめなければ…俺たちの任務は「全員を守ること」だからな…)
ブ「来い、ジョルノ」
ジョ「何か異変があったんですか?」
ブ「…」
ブチャラティは答えずどんどん進んでいく。
そしてロッカールームに着くと、そこには…